名張市で心と体の“流れ”を整える|東洋医学が考える「肝(かん)」の働き

【「肝(かん)」ってどんなもの?】

東洋医学でいう「肝(かん)」は、西洋医学の肝臓とは少し役割が違ってまして
血液や代謝だけでなく

  • 気(き)や血(けつ)の流れをスムーズに保つ
  • 感情のバランスを整える
  • 目や筋肉のはたらきをサポートする

イメージとしては、心と体の交通整理をする場所みたいな感じかな。


【肝(かん)が元気なとき】

  • 気持ちの切り替えがスムーズ
  • 目や筋肉の疲れが少ない
  • やる気が湧いて、体の動きが軽い

流れがよく、心も体もフットワークが軽くなりますよ!


【肝(かん)が弱っていると…】

ストレスや不規則な生活、長時間のパソコン作業などで肝の働きが乱れると
こんな症状が出やすいんですね

  • イライラしやすい
  • 考えすぎて疲れる
  • 首・肩のこりや頭痛
  • 目の疲れやかすみ
  • 月経不順やPMS

東洋医学ではこれを「気滞(きたい)」や「肝血虚(かんけっきょ)」などと呼びます。


【肝タイプの性格の特徴🌱】

五行(ごぎょう)の中で、肝は「木(もく)」に属します。
木は、春の芽吹きのようにグングン成長する力を持つため、肝タイプの人は

  • 新しいことに挑戦するのが好き
  • 計画を立てて動くのが得意
  • リーダーシップをとる場面も多い

一方で、流れが滞ると、

  • 頑固になる
  • 感情の波が激しくなる
  • 小さなことにイライラ

といった傾向が出やすくなります。


【おうちでできる🌿肝ケアのヒント】

  • 軽いストレッチや深呼吸
  • 目を休ませる時間をこまめにつくる(20分作業→20秒遠くを見る)
  • 酸味のある食べ物(梅干し・柑橘類など)を適度に取り入れる
  • 夜ふかしを控え、早めの就寝を心がける

肝は春に影響を受けやすい臓腑なので、この季節は特にケアを意識をしたいですね!


【陰陽堂では】

陰陽堂では、はり治療で「肝」の巡りを整え、肩こりや目の疲れ、感情のこわばりをやわらげます。
必要に応じて、ピラティスや運動療法で体の柔軟性を高め、流れを取り戻すサポートもさせていただきます。


【まとめ】

肝(かん)は、体の中で「流れ」と「調整」をつかさどる大切な存在。
性格や感情の傾向にも深く関わるため、自分のタイプを知ることはセルフケアの第一歩です。
小さな習慣から、心と体の“流れ”を整えていきましょう。

カラダの不調でお悩みの方は陰陽堂へ。

ちょっとした事でイライラするし、目の疲れや筋肉がつりやすくなった
そんな症状がある場合は気楽に相談くださいね。

施術のご案内
東洋医学知療院 陰陽堂(とうよういがくちりょういん いんようどう)
〒518-0718 三重県名張市東町1882-1エリートハイツ伊賀1F
駐車場あり/完全予約制
ご予約は[LINE]または[WEB予約]から

名張市・伊賀市など三重県内から多くの方が来院されています。