【「腎(じん)」って何をしてる臓腑?】
東洋医学でいう「腎(じん)」は、西洋医学の腎臓とは少し役割が違います。
東洋医学の腎は
- 成長や発育を支える「生命力の源」
- 老化や回復力に深く関わるエネルギータンク
- 水分代謝を調整する“体の水分の管理者”
としての役割を担います。
イメージとしては 「体のバッテリー」みたいな感じかなー
腎が元気だと、体も心もパワフルに動けます!
【腎(じん)が元気なとき】
- 体力があり、疲れにくい
- 骨や歯がしっかりしている
- 髪にツヤがある
- 考え方や気持ちが安定している
まさに“根っこがしっかりした大木”のように、揺るがない自分を支えてくれます。
【腎(じん)が弱っていると…】
過労・冷え・加齢・ストレスなどで腎の働きが落ちると
- 足腰が重だるい・冷えやすい
- 髪が抜けやすい、白髪が増える
- 耳鳴り、めまい、集中力の低下
- 排尿トラブル(夜間頻尿など)
- 不安感や無気力感
東洋医学ではこれを「腎虚(じんきょ)」と呼びます。
要するに、腎が弱ると 体のバッテリーがすぐ切れる状態。
エネルギーが充電できず、体の根っこから弱ってしまうんです。
【おうちでできる、セルフケアのヒント】
- 腰やお腹を冷やさない(腹巻・カイロで守る)
- 黒い食材(黒豆・黒ごま・ひじき・海藻類)をとる
- 睡眠をしっかりとって「充電時間」を確保する
- 深い呼吸や瞑想で心を落ち着ける
- 過度な性行為や無理な夜更かしを控える
腎は冬に影響を受けやすい臓腑。寒さや冷えには特に注意が必要です。
【陰陽堂では】
陰陽堂では、はり治療で腎(じん)のエネルギーを補い、冷えや疲労、排尿トラブルの改善をサポートしています。
また、ピラティスや運動療法で足腰を強くし、腎の「土台力」を底上げするケアも組み合わせています。
【まとめ】
腎(じん)は、体の「根っこ」と「バッテリー」を支える大切な臓腑。
元気な腎は、体力・免疫・心の安定を守ってくれます。
弱ってしまっても、日々の食事・睡眠・セルフケアでしっかり充電可能。
“体の根っこ”を整えて、揺るがない自分を育てていきましょう🌿
秋~冬にかけてしっかりと睡眠時間を確保することが「腎」の力を整えるために必要になりますよ!
📍施術のご案内
東洋医学知療院 陰陽堂(とうよういがくちりょういん いんようどう)
〒518-0718 三重県名張市東町1882-1エリートハイツ伊賀1F
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