「夕方になると足がパンパン…靴がきつい・・・というより痛い!!!」
「朝起きても足のむくみが取れていない」
「立ち仕事やデスクワークのあと、足がゾウみたい」
そんな“足のむくみ”、めちゃくちゃつらいですよね。
放っておくと重だるさだけでなく、だるさや疲れ、冷えの原因にもつながってしまいます。
東洋医学では、このむくみを「水(すい)」のめぐりの問題ととらえます。
今回は「なぜ足がむくむのか?」を東洋医学的にやさしく解説し、
今日からできるセルフケア方法をご紹介します。
◆ 東洋医学では「むくみ=水のめぐりの不調」
私たちの体には、「気・血・水(き・けつ・すい)」という三つの巡るものがあります。
このうち“水(すい)”とは、体を潤(うるお)す水分のこと。汗や尿、涙、リンパ液のようなものです。
この“水(すい)”の巡りが滞ると、体の一部に余分な水分がたまってしまいます。
西洋医学的にみても、とくに足は重力の影響も受けやすく、むくみが出やすい場所。
長時間の立ちっぱなし・座りっぱなし、冷え、運動不足、胃腸の弱りなどが原因になることもあるんですよ。
◆ あてはまる?むくみ体質セルフチェック
こんな症状がある方は、“水のめぐり”が乱れているサインかもしれません。
- 夕方になると足首・ふくらはぎがパンパン
- 押すとあとがなかなか戻らない
- 雨の日や湿度が高いとだるさが強い
- トイレの回数が少ない or 出にくい
- 下半身だけが太りやすい・冷えやすい
- 食後にお腹がぽっこり膨らむ
当てはまる項目が多いほど、“水滞(すいたい)”と呼ばれる体質の可能性があります。
※ベロ(舌)も鏡で見てみてください。もしベロのサイドに歯形がついていたらむくみ体質かもしれません。
◆ 東洋医学的・むくみケアの基本
“水のめぐり”を整えるには、以下のようなケアを日常に取り入れるのがおすすめです。
☑ 温めて流す
・足首、ふくらはぎを温める(湯船・レッグウォーマーなど)
・足の裏を刺激する(ゴルフボールを踏んだり)
・お腹を温めるのも◎(腎・脾のはたらきをサポート)
☑ 食生活の見直し
・塩分の摂りすぎに注意(コンビニ食などは注意が必要かもしれませんね)
・はとむぎ、とうもろこし、生姜、黒豆など“水はけ”をよくする食材を
・冷たい飲み物・生ものは控えめに
毎度書いてるような気がしますが、冷たい物は胃腸を冷やすのでほどほどにしましょうね!
暑い日には飲みたくなりますものね・・・わかります。
☑ めぐりを助ける習慣
・長時間同じ姿勢を避け、1時間に一度は体を動かす(これ重要!デスクワーカーさん達試してみて)
・足首をぐるぐる、ふくらはぎマッサージ、つま先立ち運動も効果的
・深呼吸をして、気の巡りを整えることも大切
◆ むくみは「水」のせいだけじゃない?他の原因もチェック
東洋医学では、むくみの原因が「脾(ひ)」や「腎(じん)」など内臓の弱りと関係している場合もあります。
▶ 脾の弱り(消化器系の低下)
→ 甘い物の摂りすぎ、冷たい飲食、疲労などで起こりやすい
→ お腹のハリ・だるさ・食後の眠気を感じやすい
▶ 腎の弱り(老化・エネルギー不足)
→ 年齢を重ねてからのむくみ、下半身の冷え、頻尿などが目立つ
自分の体質を知ることで、より的確なケアができると僕は考えております。
◆ 陰陽堂では「なぜむくむのか?」を丁寧に見極めます
陰陽堂では、ただマッサージで流すだけではなく、
「どうしてむくみやすいのか?」という根本の体質を見立てていきます。
- はり治療や整体でめぐりと内臓機能を整える
- 呼吸や姿勢のクセを改善し、むくみにくい体をつくる
- 必要に応じてピラティスやセルフケアのご提案も
むくみが慢性化している方、同じような生活でも「自分だけパンパンにむくむ」と感じている方は、ぜひ一度ご相談ください☺️
◆ まとめ:むくみは体からの“めぐり不足”サイン
「夕方のむくみは仕方ない」ではなく、
それは体が伝えてくれている“内側の巡りが滞っているよ”というサインかもしれません。
毎日のちょっとしたケアや体質の見直しで、
足の軽さも、気分のスッキリ感も変わっていきます。
東洋医学の知恵とともに、がんばりすぎているあなたの体を
ゆるやかに整えていきましょう!
「足が重い・体がだるい」と感じる方へ。
陰陽堂では、季節の影響による不調に対し、東洋医学をベースとしたやさしい施術で整えます。
📍施術のご案内
東洋医学知療院 陰陽堂(とうよういがくちりょういん いんようどう)
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