東洋医学でみる「眼精疲労」の正体とケア 🌿
「目の奥がズーンと重い」
「夕方になるとピントが合いづらい」
「頭痛や肩こりまでひどくなる…」
そんな“目の疲れ”に悩まされている人はほんとにたくさんいます。
実際、僕も目の疲れと戦いながらブログの文字を打っております・・・
(夜に書くもんじゃないですね・・・笑)
東洋医学では、ただ目だけの問題としては見ません。
目の不調は、体の内側の乱れのサインと考えるんです。
今回は、東洋医学の視点から「眼精疲労」を読み解きながら、セルフケアのヒントをご紹介します。
🌿 目の疲れは“肝”の疲れ?
東洋医学では「目は肝の窓」といわれ、肝(かん)という臓腑と深く関係しているんですね。
肝は、気(き)や血(けつ)をスムーズに巡らせ、精神的なバランスも担う役割を持つ存在。
その肝が弱ると─
- 血の供給がうまくいかず、目に栄養が届かない
- 気の巡りが悪くなり、目の周囲が重だるくなる
- ストレスで「イライラ」「ため息」なども現れる
つまり、目の疲れ=気や血の巡りの悪さといえるわけです。
🌀 こんな症状、ありませんか?
眼精疲労の方によくみられる東洋医学的なサインはこちら👇
- 目が乾きやすい・しょぼしょぼする
- ピントが合いづらい・視界がかすむ
- 目の奥や眉間にズーンとした痛み
- 肩こり・頭痛・首の張りを伴う
- ストレスが強く、寝つきも悪い
デスクワークやスマホ生活が続いている方に多い症状です。
🌱 目が疲れやすくなる3つのタイプ
🌿「肝血(かんけつ)」が不足しているタイプ
- 疲れやすい、眠りが浅い、顔色が青白い
- 月経トラブル(遅れ・量が少ない)などもある方に多い
→ 血が足りないと、目に十分な栄養が届かず、視力の疲れや乾きにつながります。
🌿「肝火(かんか)」が上がっているタイプ
- イライラ・怒りっぽい
- 頭がのぼせる・目が充血する
- 考えすぎやストレスを抱えやすいタイプ
→ 肝の熱が目にこもり、炎症やしょぼしょぼ感が強くなるタイプです。
🌿「気滞(きたい)」が原因のタイプ
- ストレスが多く、ため息が多い
- 肩こりや背中の張りも強い
- 目を閉じても重だるさが抜けない
→ 気の流れが滞って、周囲の筋肉や神経が緊張し続けてしまいます。
🏠 おうちでできる🌙やさしい目のケア
目を労わるには、内側からのケアが大切です🌿
🔹 ホットタオルで目のまわりを温める(1日数分)
🔹 スマホ・PCは1時間ごとに小休憩を
🔹 寝る前の深呼吸やストレッチで、肝の気を整える
🔹 クコの実、黒豆、人参、ほうれん草などの“目に良い”食材を意識する
🪡 陰陽堂では“目の奥の疲れ”にもアプローチしています
陰陽堂では、ただ「目の症状」を見るのではなく、
● なぜ疲れやすいのか
● どこに滞りがあるのか
● どうやって巡らせるか
をカラダ全体から捉え、施術を行っています。
はりや整体に加えて、必要に応じてピラティスによる姿勢調整・眼精疲労に特化したセルフケア指導も行っています✨
🍀 まとめ:目の疲れは、心と体の疲れかも
「目が疲れたなぁ…」
その一言の奥には、血の不足、気の滞り、ストレス過多など、さまざまな体の声が隠れています。
東洋医学では、こうしたサインを“未病”のうちに捉えて、整えていく考え方が基本ですね!
目の症状をきっかけに、全身のバランスも見直していきませんか?
“見えづらい不調”こそ、丁寧に整えていきましょう🌿
寝ても次の日には目がすぐ疲れてしまうあなたへ
陰陽堂では、東洋医学の視点から、目のケアをさせていただけます。それはただ目の周りを
ほぐすとかではなく、全身の流れを整えることから始まります。
📍施術のご案内
東洋医学知療院 陰陽堂(とうよういがくちりょういん いんようどう)
〒518-0718 三重県名張市東町1882-1エリートハイツ伊賀1F
駐車場あり/完全予約制
▶ ご予約は[LINE]または[WEB予約]から
名張市・伊賀市など三重県内から多くの方が来院されています。