【「心(しん)」って何をしてる臓腑?】
東洋医学でいう「心(しん)」は、西洋医学の心臓と同じく血を全身に送る働きがありますが、それだけじゃないんですよね。
精神・意識・感情をつかさどる中枢としての働きも持っているんですよ。
具体的には─
- 心臓を動かし、血液を全身に送り出すことで、生命活動を維持します!
- 意識、思考、記憶、判断力など、高度な精神活動をコントロールします!
- 気持ちを安定させる
など、「体と心(こころ)の安定」を同時に守ってくれる重要な臓腑なんですよね。
イメージとしては「心身を安定させる船の舵取り役」みたい感じですね。
【心(しん)が元気なとき】
- 落ち着いて物事に向き合える
- 睡眠が深く、夢も少ない
- 集中力や判断力が冴えている
血(けつ)がしっかり巡って心が潤うと、日中も夜もエネルギーが安定し、ブレない自分でいられます。
【心(しん)が弱っていると…】
ストレス過多、不安、過労、夜更かしなどで心が消耗すると
- 動悸、息切れ、顔色不良、手足の冷え、立ちくらみなどの循環器系の症状
- 不眠、夢を多く見る、焦燥感、不安感などの精神的な症状
- 集中できない、物忘れが増える
- 気持ちが落ち着かない、そわそわする
- 顔色が赤っぽく、ほてりやすい
東洋医学ではこれを「心陰虚(しんいんきょ)」や「心血虚(しんけっきょ)」などと呼びます。
【おうちでできる、セルフケアのヒント】
- 夜11時までに就寝し、心を休ませる
- 深呼吸で自律神経を整える
- なつめ・クコの実・赤パプリカなど、赤い食材を取り入れる
- カフェインや刺激物を控える
- 日中は太陽の光を浴びて体内時計を整える
心は夏に影響を受けやすい臓腑なので、暑さで消耗しやすい時期は特に意識してケアしましょう。
【陰陽堂では】
陰陽堂では、はり治療で心(しん)の血流とエネルギーを整え、不眠や動悸、感情の高ぶりをやわらげます。
また、呼吸や姿勢を整える運動療法も組み合わせ、心身が落ち着ける状態をサポートをしていきます!
【まとめ】
心(しん)は、血の巡りと精神の安定をつかさどる大切な臓腑。
ストレスや生活の乱れで揺らぎやすいからこそ、日々の小さな習慣で整えることが大切です。
内側から落ち着きを育てて、“自分らしく”過ごせる毎日を目指しましょう。
カラダの不調でお悩みの方は陰陽堂へ。
なんか心が落ち着かない。動機や息切れも最近多くなったという方は
是非相談くださいね。
施術のご案内
東洋医学知療院 陰陽堂(とうよういがくちりょういん いんようどう)
〒518-0718 三重県名張市東町1882-1エリートハイツ伊賀1F
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