病名ではなく背景を見つめることが大事なんだ

以前読んだ本の中に

「病名ではなく、背景を見つめることが大切」

という言葉がありました。

私はこの言葉に、とても東洋医学らしさを感じました。

現代医療では、検査をして病名をつけ、その病気に対して治療を行うことが基本になります。
これはみなさんイメージしやすいし受け入れやすい内容ですよね。

もちろんこれはとても大切なことで、命を守るために必要不可欠な医療やと思います。

ただ、東洋医学では少し違った視点を持ちます。

それは

「なぜその症状が起きたのか?」

という“背景”を見ていく考え方です。

例えば同じ「頭痛」でも

・忙しさやストレスが続いている人
・睡眠不足が重なっている人
・冷えが強い人
・食生活が乱れている人
・考え事が多くエネルギーを消耗している人

では、身体の状態はまったく違うわけですよ。

そうすれば施す内容も全然変わってくると思いませんか?

東洋医学では、症状だけを見るのではなく“その人がどんな毎日を過ごしているのか”を大切にします。

だからこそ施術では

普段の過ごした方だけでなく。
幼少期や学生時代含めてどんな過ごし方をしてきたかなど

そんな細かくお聞きすることがあります。

身体は一日二日で症状が出来上がるわけではなくて
数か月、数年かけて現れるものが多いのではないかと私は考えています。

身体(体と心)は全部つながっています。

心の緊張が身体に現れることもありますし
胃腸の疲れが筋肉の硬さとして出ることもあります。

東洋医学は、症状を“悪者”として見るよりも、

「身体からのサイン」

として捉えていくんです。

だから私は、症状を消すことだけを目的にするのではなく、

“その人自身が、自分の身体に関心を持てるようになること”

が大切だと思っています。

・最近無理しすぎていなかったかな
・ちゃんと休めていたかな
・気持ちを我慢し続けていなかったかな

そんなふうに、少しだけ自分を振り返る時間を持つこと。

それも、回復への大切な一歩なのかもしれません。

東洋医学知療院 陰陽堂では、症状だけではなく
その背景にある“身体全体のバランス”を大切にしながら施術を行っています。

気になる不調がある方は、お気軽にご相談ください。