肩の痛みが1か月続く30代後半の女性|はり治療での施術【名張市 症例報告】


「肩がずっと痛い…」

そんな悩みを抱えたまま、1か月以上が経っていた女性がご来院されました。

今回は、名張市在住の30代後半の女性が訴えていた「肩の痛み」に対する施術例をシェアさせていただきます。


患者さんの情報

  • 【年齢・性別】30代後半 女性
  • 【主な症状】左肩の痛み(特に仕事終わりやふとした時に肩から鎖骨にかけての重ダルさが続く)
  • 【発症時期】約1か月前から徐々に出現(様子をみても改善せず悪化)
  • 【来院動機】湿布や薬でも改善しなかったため

問診と体の状態

問診時の様子や東洋医学的な診立ては以下の通りです。

  • 肩関節に明らかな外傷はなく、運動制限(肩の可動域も正常)も軽度
  • 触診でも筋肉の軽い緊張はあれど異常なほどではない
  • 脈はやや緊張気味、首や耳元には熱感があり、ほてるような感覚
  • 本人は「仕事が立て込んでいて、寝ても疲れも取れない」と話していました

東洋医学的には、「気(き)」の巡りが滞っている「気滞(きたい)」の状態と考えられます。
また、気が滞ることで血の流れも悪くなり、「瘀血(おけつ)」の状態も一部に見られました。


施術内容と経過


・全身の「気の巡り」を促すため、合谷(ごうこく)、太衝(たいしょう)にも施術
→ 施術後、「少し軽くなったかも」とのこと。違和感は残るが可動域に変化あり
・側頭部や首の外側から後ろ側にかけての筋緊張が強く表れ始めたので、胆経のラインをはりで刺激。
→側頭部と頬(ほほ)の筋に緩みが生まれて少し眠気がでてきた様子でした


施術者の考察

この方の肩の痛みは、単なる筋肉の炎症や関節の問題ではなく、ストレスや疲労によって「気の巡り」が乱れた結果と考えられます。
特に、仕事の忙しさや緊張状態が続くと、東洋医学でいう「肝(かん)」の働きが乱れ、筋肉や気血の巡りに影響を及ぼします。

早めのケアにより、慢性化を防ぎ、体全体のバランスも整えることができました。


同じような肩の痛みでお悩みの方へ

「レントゲンで異常なし。でも痛い」
「湿布や薬で良くならない」
そんなお悩みをお持ちの方は、体の内側から整える東洋医学的なアプローチを一度試してみてください。

陰陽堂では、一人ひとりの体質に合わせたオーダーメイドの施術を行っています。
気になることがあれば、ぜひご相談くださいね。

すぐ治るかなぁと思っていても長引く肩の痛みがある方へ

肩の痛みといっても原因は様々です。胃の症状がからむ事もあれば、ココロの症状がからむ場合だって
あります。あなたの肩の痛みはどこからですか?
東洋医学を使ってあなたの症状を「言語化」してみませんか?

📍施術のご案内
東洋医学知療院 陰陽堂(とうよういがくちりょういん いんようどう)
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